vol.1369
タイセーハウジングの屋根材は
遮熱グラッサ【スレート】とデコルーフ【ガルバリウム鋼板】
この2つの屋根材を採用しています
屋根の標準仕様はコロニアル遮熱グラッサですが
時にはガルバリウム鋼板を提案します


ガルバ屋根を提案する場合は
2つの理由があります
屋根の勾配が緩勾配(かんこうばい)であったり
外壁材との絡みでデザイン性を重視する場合は
ガルバリウム鋼材の屋根材を採用します
緩勾配(かんこうばい)とは?
屋根の勾配がゆるいことです
屋根の勾配は何種類かあります
この勾配によって建物の
デザインも変わってきます
緩勾配屋根(0.5寸~3.5寸以下)
一般的には3.5寸以下の
傾斜の緩い屋根をいいます
傾斜を抑えることで
台風や風の影響を
受けにくくなります


タイセーハウジングでは
3寸以下の屋根は
ガルバ屋根を採用します
並勾配屋根(3.0寸以上~6寸以下)
緩勾配でない屋根は並勾配と
言われています
並勾配は標準的な屋根勾配です
多くの住宅で採用している勾配です

急勾配屋根(6寸以上)
急勾配屋根は傾斜がきつい屋根です
輸入住宅系の建物は
急勾配が多いのも特徴です
急勾配屋根は危険性が伴います
職人が屋根の上に登ることを
ためらったり、登っていても
立っていられないような屋根です
6寸を超えると角度は30度以上となります
スキー場であれば30度となると
崖上に立っているような感覚になります
それくらいの急勾配です

この屋根勾配によって
建物のデザインが大きく変わってきます
タイセーハウジングが多い屋根勾配は
3寸勾配や3.5寸勾配が多いです
でも時には外壁材との相性で
デザイン性を優先し
2寸勾配にしたり1.5寸勾配に
することもあります
👇1.5寸勾配

2寸勾配や1.5寸勾配は
ゆるい屋根勾配となります
その時の屋根材は
ガルバリウム鋼板を提案します
タイセーハウジングでは3寸勾配以下は
ガルバリウム鋼板屋根を採用しています
っていうのも
ゆるい勾配屋根だと雨が流れません

ガルバリウム鋼板屋根材だと
一番高い所(棟)から一番下の屋根まで
一枚の屋根材でつくるので雨が流れる
そういう構造となっています

スレート葺屋根材だと
一枚一枚を張っていくので
屋根勾配がゆるいと
雨が途中で止まってしまい
雨が溜まってしまうため
雨漏れの原因となります
ということで
タイセーハウジングでは
3寸勾配以上は遮熱グラッサ屋根材

3寸勾配以下はガルバリウム鋼材屋根
となっています
もちろん3寸勾配以上の屋根でも
デザイン性を優先し
ガルバリウム屋根とする方もいます
タイセーハウジングでは
60%が遮熱グラッサ
40%がガルバリウム鋼板
このような採用率となっています
では、次回はガルバリウム鋼板屋根材
【デコルーフ】についてご紹介します



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