vol.209
2021年12月2日(木)
築17年目の建物に住んで
プロが感じたこと。
パートⅣ
一番気になる外壁についてです。
外壁はガルバリウム鋼板と
チャネルサイディング(木の外壁)
一部、塗り壁
屋根はファイバーグラスシングル
リッジウェイ(普通の屋根材です。)
コーキングは普通のもの
ガルバリウム鋼板
当時、ある家に一目惚れした
外壁が真っ白い
ガルバリウム鋼板でした。
デザイン性がすごーく気に入った
こともあり、メンテナンスなど
考えることもなくこの外壁にしました。
では、もうスグ20年になろうとする
ガルバリウム鋼板の
耐久性はいかがなものか?
ご紹介します。
正面からの見栄えは
サビもなく、白さを保っています。
窓からの雨だれなどの痕もありません。
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/dcd126298a6d16ed55e4ce1a74e79b8a.jpg)
しかし、北側は隣家も迫っていて
ビッチリ、家が建っているので
風通しが悪い為、
換気扇からの汚れや雨だれが
目立ちますが許せる範囲では?
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_5673-516x1024.jpeg)
あと10年は塗り替えなしで
いけるかなぁと思います。
正面については全然気になりません。
結論、ガルバリウム鋼板は
耐久性に優れ、30年に1回、
コーキングと屋根と一緒に
塗り替えればいいと思います。
真っ白な色でこの程度なので
黒やグリーン、茶など
色が濃いものについては
30年、40年経っても
全然大丈夫だと思います。
チャネルサイディング
木の外壁
チャネルサイディング
これは施工の問題なのか?
釘が浮いて来たり、割れが
凄かったので
10年目で一度張替えをしました。
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/a7a535c7ecffb428b601774f5663ac84.jpg)
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/b545de3834faa47194e1450d6c98e00b-1024x479.jpg)
木の感じが最初はいいのですが、
後々グレーになってくるので
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/0e546bd42de615d9c6d1af0ed36b1e3a.jpg)
それをどうとらえるかが、、、
個人の感覚の違いです。
印象は木のサイディングは
メンテナンスがかなり掛かる
そんな、イメージです。
塗り壁
塗り壁は圧倒的にメンテナンスが
かかります。
建物に通気をとっていなかったり、
ラスモルタル下地で
外壁を塗っていると
北側はカビが生えたり
苔が生えたりしてきます。
10年くらいでカビが発生して来ました⤵
![](https://www.taise-housing.blog/wp-content/uploads/2021/12/IMG_5669-1-817x1024.jpg)
ですので、当社で塗り壁をする場合は
建物の通気を取る為に
デラクリート施工を採用し
塗り壁でもしっかり建物の通気が
取れるデラクリート施工で
塗りを行っています。
デラクリートのホームページは
こちら http://www.duracrete-co.net
そうすることにより
北側でも苔が生えにくかったり
汚れが目立ちにくくなります。
屋根&コーキング
屋根については
ファイバーグラスシングル
リッジウェイという
一般的な屋根です。
見た目では色落ちもなく
劣化もありません。
コーキングについては
一番安価なコーキングを使用しています。
築10年経った時に一度、
太陽光をのせようと思って、
業者に見てもらいましたが
正直、カピカピになっていて
打ち直しを勧められました。
でも、打ち直しには
足場を掛ける必要があり
金額もかかる為
屋根、外壁の塗装と一緒に
やろうと思います。
コーキングについては
耐用年数が高いものを
使用した方が良いです。
今回、外壁の耐用年数について
紹介させて頂きましたが、
今後の家づくりの参考になれば
幸いです。
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