vol.1263
300年続く一流老舗の秘密は
掃除にあり?!
旅館に行き掃除の行き届き
心からのおもてなしに
感動した
今日はそんなお話です、、、
このブログ管理者
大久保武史とは・・・
建築・不動産に携わり27年
紆余曲折の人生
一度は経営に失敗し
どん底を味わった経験から
本当の幸せとは
大きな成功でなく
小さな幸せであると。。。
小さな幸せを大切に
熱い想いを
ブログに綴ります
このブログを見ている人が
少しでも勇気が出るよう
熱く書きます・・・
それでは今日も元気にいってみよう!
2024年10月11日(金)号
京都名建築の視察に訪れた旅館
創業から300年余
日本旅館の最高峰と認められる
「俵屋旅館」
ナントここは
ホームページもなければ
宣伝もしない
いちげんさんお断り?!
予約がなかなか取れない旅館
まっ旅館の方は
いちげんさんお断りなどと
いっていないのでしょうけど・・・
みながそういう
建物を見に旅館に
宿泊したのですが・・・
リニューアルは繰り返して
いるそうですが
江戸時代に作られた書院風の建物は
幕末に焼失しますが、明治に復興
原形を残しつつ数奇屋風に改めた建物は
今でも掃除が行き届き
古さは一向に感じさせません
ちなみに数奇屋作りの家は
坪700万円の世界
この旅館は
隅々まで掃除が行き届き
古い建物ですが
まったく古さが
感じないどころか
逆にその古さが
美しい輝きをしています
それだけ掃除を徹底している
部屋の中は日本の畳間
戸や障子などの桟(さん)があったり
長押(なげし)があったりと
洋間と比べると凹凸がたくさんあります
でも
いっさい埃がない
トイレの奥の方の巾木(はばき)にも
埃がいっさいない
そして古いのに
カビくささもいっさいない
どこかに埃がないか
探してしまうほど
部屋の中は掃除が
行き届いていました
掃除の行き届きさに
こんなにも
感動したことはありません
また部屋から見える庭木も
剪定がすべて行き届いている
部屋の中の綺麗さにも感動したが
外の庭先の掃除も完璧!
ヤバかったです
そして窓から見える木が
あれ!?なんでこんなに
曲がっているの
👇下の写真だとまったくわからない
凄い曲がり方しているなー--
そう思ったら
👆ナント!
木の皮で配管を隠しています
部屋の中から覗いてみないと
わからないのに
よーく見ないとわからない所ですが
それでも配管の露出を隠す
この気遣いさ
当然、エアコンも見えなければ
もちろん消火器も隠します
あらゆる非日常を演出しようと
日常目につくものは隠しています
その細かいところが徹底しています
これは建築でもいえることです
建築でもいかせることです!
細かいディティールを
トコトンまで追求する!
まさしく『細部に神は宿る』
です・・・
そして何気ない心遣い
泊まった夜は雨だったので
ふとんがひいてあった横に
ちょこんと
懐中電灯とてるてる坊主が・・・
明日晴れになりますようにと
旅館の人がそっと置いてありました
ヤバい感動ですよね💦💦
一流旅館となれば接客が凄いのは
当たり前とばかりに
もちろん食事を持って来て頂く
中居さん、会う従業員皆さま
感じがいいし、一流の接客です
でも
このほっこりするひととき
これが一流中の一流旅館
といわれる由縁だと思いました
そして明治に建てられた建物
毎年少しづつリニューアルは
されているものの
古さをまったく感じさせない
掃除の行き届き方
古くなればなるほど
美しが際立っていく建物
これは掃除にあるものだと
日々の細かい手入れにある
日々一人一人の努力の積み重ねだと
300年200年100年前から
日々積み上げて来た輝きだと
一人一人の思いが来る人に感動を
与えてくれる
そういう旅館でした、、、
掃除に感動した旅でした
では、また明日(^.^)/~~~
👆エアコン1台で冷暖房の家