コロナ禍の中の不動産市況

vol.23

今までかつてない混沌としている市況
今後不動産の価格がどうなるのか、
上がるのか?   下がるのか?

現場を知り尽くしている
業歴24年の私がお答えします!

私は1997年から不動産業に携わっていますが、
(就職は1998年ですが3年ほど前からバイトをしていました。)
今までの間に3回の消費税増税がありました。
1997年4月(3%→5%)2014年4月(5%→8%)
2019年10月(8%→10%)と、
そのたびに住宅購入の駆け込みあり、年々価格は
上昇しています。
2007年のサブプライムローンの問題が発生する前
までは都心の価格は一気に上昇しました。
しかし神奈川はそこまでは、
上昇せず横ばいの状況だったと記憶しています。
このサブプライムローンが発端で2008年10月に
リーマンショックが起き、世界金融危機の始まりでした。
2009年、2010年と業者が不動産を投げ売り
一気に不動産価格は下落しました。
今思うとほんとあの時は安かったです。
購入出来た人はラッキーだったと思います。
2011年に東日本大震災が起こりましたが、
株価同様、不動産価格は底をつき、
年々上昇して行きました。


2009年時から比べると500万円~800万円は値上がり
したのではないでしょうか?
厚木市でいうと新築一戸建ての平均価格は3,000万円
だったのが3,500万円~3,800万円になりました。
都内の価格は更にあがっており、1,500万円~2,000万円
は上がっているでしょう・・・
例えば大田区の新築一戸建て平均価格が5,000万円が
6,500万円~7,000万円になっています。
特に価格差が大きいのが大田区、品川区ではないでしょうか。


今後は大幅に上がるということは考えにくいのですが
           ↑
出来れば上がったほしくない、あまり上がりすぎても
お客様がついてこれないので、
価格よ上がるな~

現在の市況を考えた時に引き続き、不動産在庫が
異常なくらい不足している状況なので暫くは価格は下がらない
でしょう。

しかし2009年、2010年の不動産価格は異常価格でした。
今考えると安すぎました!

では、不動産価格が上がりすぎているので
今買うのは得策ではないか、というとそうでもなくて
まだまだ日本の不動産はニューヨークや北京、ロンドン
などの主要都市と比べても安いのです。
これから外国の資金などの流入が活発化すれば
海外の投資家がどんどん購入するでしょう。

今後不動産価格は緩やかな上昇または横ばいが
続くと思いますので・・・
(希望的観測です、熱望?的観測です。上がらないで~)

購入希望の方はタイミングが合えば購入すると
よいでしょう。

私もよくお客様に「今は買い時ですか?」と
質問されますが・・・

不動産は縁ものです、購入できる時、買いたいと
思う時、それがあなたにとってベストのタイミングです!

とお伝えしています。

『安い時期だから買う』『高い時期だから買わない』
ではなく。
安い、高いはあとになってみないとわかりません。
安い時期でも住宅ローンが通らなければ買えません。
高い時期に購入したとしても20年後、30年後には
物件価格がどうなっているかはわかりません。
しかし資産としては、しっかり残ります。
一生懸命生活をして楽しい思い出は残ります。

だから不動産の買い時は自分がほしいと思った時です!
買える条件が揃った時です。
あとは売却しやすいところを買っておけば大丈夫です!

不動産購入は悩んでしまうと大変なので
どうぞ、楽しんで物件探しをしてください\(^o^)/

夢のマイホーム楽しみましょう(^’^)

では、また明日。