地震から家族を守る、まじめな家づくり。

vol.148

2021年10月8日(金)号

いや~昨日の夜の地震は
びっくりしました❗❗

東京・埼玉で震度5強

かなり強い揺れを感じました・・・

2011年3月11日の大地震以来の
強さの地震でした。

思い起こせばあの時は
お客様と家の引き渡し前の
立ち会い検査で横浜にいました。

道路は波打ち、信号は止まり
交通がストップしました。

お客様もお腹に赤ちゃんがいて
家まで送り届けて、
大変感謝されたのを思い出しました。

そのお客様と3日前に会い
もう10年になりますね~と
リフォームの打ち合わせを
していたところでしたので

これまたビックリしています😵

こういう強い地震が起きた時に
地震に強い家づくりをして来て

まじめな家づくりをして来て
良かったとつくづく思います。

タイセーハウジングでは創業以来
構造計算(許容応力度計算)に
こだわって来ました。

それが根拠のある地震に強い家である。

このブログでも書いていますが・・・

木造住宅では一番精密な計算方法


この精密な計算をした建物は
地震に強く、強固な建物です。

しかし、精密に計算すれば
当然原価は上がります。

建築基準法上、最低ランクの
仕様規定で計算された建物とは
比較にならないくらい
建物の原価はアップします。

基礎の金額、構造材の金額
金物の金額、職人の手間の金額

もっとは現場監督の仕事量。

👆この辺は長くなりますので次回に

すべてにおいて

2倍の金額に匹敵する

くらい原価が上がります。

じゃぁ、倍の原価がかかるから
2倍の金額でお客様から
契約出来るのか、
と言われると絶対、無理ですよね。

逆に大手でない我々工務店は
大手より安く販売しないと
メリットがないですし、
仕様規定で計算し建物を
建てているローコスト住宅と
わたり合わなければいけない状況です。

良い建物を建ててはいますが

いまいちお客様に伝わらない。
お客様に分かってもらえない。
なにも構造計算をしてまで
まじめに建てなくてもと・・・

ここまで、しっかり建てなくても
普通に建ってくれてさえいれば、

別に構造計算しなくても
大丈夫なんでしょ?!

地震にさえ耐えてくれれば
安く価格を抑えてくれた方が
良いですから・・・

とのお客様の意見が強かったのも
事実です。

しかし、この地震にさえ耐えて
くれればと言われますが、

構造計算(許容応力度計算)を
しなければ、何も根拠のない
建物なんです。

よく、耐震等級3相当という
言葉がありますが、この相当が
なんの根拠もない計算で建てられた
建物なんです。

しかし、精密な計算をした建物
構造計算(許容応力度計算)を
した建物であれば根拠のある建物です。

計算された

根拠のある建物づくり

まじめな家づくり

をしてよかったと

今日みたいな地震のあった日は
つくづく思います。

また、最近はこの複雑な建物を
ブログで紹介する機会もあり

少しづつですが、
お客様にわかって頂けるすべ
お客様に届く方法が徐々に
わかって来た気がします。

引き続き今後もこの複雑な建物を
みなさんにわかって頂けるように
書いていきたいと思います。

では、長くなりましたので
また明日\(^o^)/