【耐震・制震・免震の違い】制振(制震)ダンパーの違い

vol.1074

2024年4月5日(金)号

本日は制振ダンパーについてのお話です

最近地震が多く
お客様の地震に対する意識も
非常に高くなっています

制振ダンパーってどうなんですか?
そのような質問があります

まず、最初に
耐震、免振、制振(制震)と
3つの言葉があります

耐震について
タイセーハウジングでは
許容応力度計算による
耐震等級3の家を建てています

耐震等級は3でも計算方法により
耐震の強さが変わってきます

詳細は過去のブログから

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耐震

耐震というのは・・・
住宅の構造体の強度を上げ
揺れに耐えるつくりにすることです

制振(制震)

では、制振とは?

「制振」は地震の揺れを吸収することです

地震による住宅の揺れを吸収し
構造体の変形を抑えることで
建物全体が受ける
損傷を小さくする仕組みです

揺れを吸収する装置
「制振ダンパー」を
建物に取り付けることにより

地震発生時における家の
揺れを大幅に軽減出来ます

なので・・・まずは
しっかりと構造体を
地震に強い建物
とすることが大事です

プラスアルファ
より地震の揺れに強く
安心感を求めたい方には

地震の揺れを吸収することが出来る
「制振」ダンパーをおススメします

免震

免震とは・・・

住宅の土台と地盤の間に
揺れを伝えない構造を用いて
振動を伝搬させないようにすることです

免震と聞くと
大規模なマンションが思い浮かびます

以前
木造住宅では一条工務店が
免震住宅って
結構やっていましたが・・・

今はあまり聞きません

柱を強くしたり壁を増やしたり
構造体を強固にするのが
【耐震】

大掛かりに作業が求められるのが
【免震】

簡易的に住宅の揺れを吸収出来
繰り返しの揺れも軽減できるのが
【制振】

以上、耐震、制振(制震)、免震の
3つの言葉のご説明でした、、、

次に制振ダンパー

制振ダンパーといっても
色々なものがありまた種類もあります

制振ダンパーの種類

油圧(オイル)ダンパー

「オイルダンパー」はオイルとピストンが
入った筒状形の装置で抵抗を利用して
地震の揺れを吸収するものです

この油圧(オイル)ダンパーが
木造住宅では採用されています

他のダンパーと比べて小形なので
建物の柱内に取り付けるので
間取りなどに制限がありません

繰り返しの振動に強く
車の衝撃吸収にも用いられています

ゴムダンパー

「ゴムダンパー」はゴムの伸縮性を利用し
地震の揺れを吸収するものです

繰り返しの振動に対して強く
長期間の使用が可能です

鋼材ダンパー

「鋼材ダンパー」は金属が曲がる時の力を
利用して地震の揺れを吸収するものです

金属を組み合わせただけの
シンプルな構造の為
比較的安価に導入できます

しかし金属が吸収出来る
エネルギーには限界があり
それを超えるとダメージに繋がります
よって繰り返しの地震には弱くなります

制振ダンパーは揺れを吸収し
繰り返しの揺れに耐えられるよう

プラスアルファの役割なので
鋼材のダンパーは基本的には
どうなんでしょうかね???

制振ダンパーは
ゴム式か油圧式を
選んだほうが良さそうです

またゴム式、油圧式でも
色々なダンパーがあります

色々なものを検討しました

ゴム式ダンパーのもの
油圧(オイル)式ダンパー
たくさんの中から

タイセーハウジングでは
日本制震システム社の
オイル式ダンパーを採用しています

昨日のブログでも商品紹介
辿り着けなかったので
明日こそは紹介します

では、また明日(^.^)/~~~

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