vol.289
表層無垢フローリングの
メンテナンス
お手入れ・メンテナンスについて
天然木は日光等で変色し、汚れや傷もつきます。
しかし、こぼした汚れは
すぐ拭き取る等、
お手入れに気を付ける事で
無垢ならではの味わい、
深い色艶が増して行き
経年変化を楽しめます。
天然木の特性について
天然木は湿気により膨張・収縮を
繰り返します。
天然木は畳と同じく日光で変色します。
これは天然木ならではの特性です。
【基本】水分は厳禁
- 日頃のお手入れは乾拭きです。
- 天然木フローリングは水気を嫌いますので
水分を含んだ場合、木が膨らみます。
たわみや傷み、無塗装であれば毛羽立
また、水分によるシミやカビ、腐食の
原因になるのですぐに乾拭きをしましょう!
ウレタン塗装(樹脂塗装)の
フローリングのお手入れ
- こちらも日頃のお手入れは乾拭きです。
- 水をはじくウレタン塗装品であっても
コートされていない継ぎ目から水分が中に
染み込むと、痛みやシミ、変形の原因と
なりますので、水分は避けてください。
水分をこぼした場合はすぐに拭き取ってください。
水分を多く含んだ雑巾やモップ等は避けてください。
- ウレタン塗装品は基本的にはワックスを塗布する
必要はありませんが、光沢等の美しさを保ちたい場合は
半年に一回程度の木質フローリング用ワックス塗布を
しても構いませんが、基本いりません。
- 吸着剤を含ませた、科学ぞうきん、
ダストコントロールモップは水漏れ箇所やワックスを
塗布する直前直後には絶対に使用しないでください。
また使用後も床面に放置しないでください。
ワックスが白濁したり、フローリングが変色する
可能性があります。
- 樹脂塗装(ウレタン塗装)フローリング用は
木質フローリング用ならお好きなものをお選びください。
ホームセンター等でお買い求め頂くか業者に
依頼する場合は木質フローリン用ワックス塗布の
指示を出してください。
※例:リンナイ(ハイテクフローリングコート
フローリング専用ワックス、ノンブライト等
自然塗装(オイル塗装)の
フローリングのお手入れ
オイル塗装は無垢のありのままの味わいを
保ちます、せっかく無垢にしたのだから
ウレタン塗装ではなくオイル塗装にしたい!
そういう方にはパーシモン自然塗料がおススメ!

- 日頃のお手入れは乾拭きです。
- オイルが表面に浸透していても
水分はしみこみ、また塗装の無い
継ぎ目等からも水分が内部に浸透すると
傷みやシミ、変形の原因となります。
水分えおこぼした場合は素早く拭き取ってください。
- ささくれなどが出来てしまったら
サンドペーパー等で削ってください。

- 吸着剤を含ませた、科学ぞうきん、
ダストコントロールモップは絶対に使用しないでください。
- 表面塗装の油分は経年と共に乾燥して来ます。
1年に1回程度のパーシモンの木部自然塗料を塗布することをおススメします。

無塗装のフローリングのお手入れ
- 日頃のお手入れは乾拭きです。
- 無塗装のフローリングには何にも
保護がないため、汚れや傷がつきやすいです。
- ささくれなどが出来てしまったら
サンドペーパー等で削ってください。
- あとからオイル塗装をおススメします!
オイル塗装はパーシモン木部塗料がおススメです。
チークやウォールナットはウレタン塗装を
してありますが、、、。
オークにおいてはウレタンクリア塗装と
オイル塗装、無塗装が選べますので
発注の段階でお決めください。
天然木の味わいをそのまま残したい人には
【オイル塗装】や【無塗装】
日焼けや摩擦の影響が少なく、
施工直後の美観を長期的に保ちたい人には
【ウレタン塗装】
がおススメ!
無垢フローリングは日々の
お手入れをすることにより、
長年味わえる一生もののフローリングです。
ぜひ定期メンテナンスを
怠らず大切にお住まいください(^_-)-☆
