断熱気密施工は職人の協力なしでは出来ない!

vol.570

2022年11月9日(水)号

昨日は442年ぶり

皆既月食と天王星食
ダブル天体ショー

18時の段階での月
(これ夕日じゃなく月)

ここから一気に
三日月になり

海が真っ暗になる

そして22時ごろには
満月になり一気に明るくなる

幻想的だった、、、。

しかし、最近
〇〇年ぶり〇〇年ぶり

ってよく聞くのは
自分だけか???

特に多いように思う、、、。

建築業界でも
23年ぶりに断熱等級が
見直され

2022年4月に
断熱等級5の新設
10月に
断熱等級6・7の追加新設

今後、断熱については
益々加速していくでしょう、、、。

“”施工の問題は現場にある“”
テーマに本日はお話します

しかし、この断熱気密施工
一筋縄ではいきません

しっかり、施工しないと
大変なことになる

そう実感した前回の
断熱気密施工の前回の講習会でした

大量受注している
ハウスビルダーなどは
この断熱気密施工は
大変でしょう、、、

職人さん大工さんは
コロコロ変わる
手間賃の値段の良し悪しで
入れ替わる・・・

想いもなにもない
ただ、ただ値段で動く

そういう
職人さん大工さんを
扱っているところは
厳しいでしょう

当社は長年のお付き合い
長年の信頼関係が強い

専属大工12人
最高水準の技術を持つ
社員大工2人

この精鋭部隊で
年間50棟~60棟を
たたいています

会社の方針として
年間これ以上の棟数は
受注せず

限定することにより
いい家が出来上がる

当社の建物仕様を熟知した
大工さんが一生懸命
真心込めてたたく

それがいい家づくりの
絶対条件です!

この大工さん達に
想いを語り
想いをぶつけ
お客様の為に
断熱気密施工を
理解してもらいしっかり
施工してもらう

そうすることにより
よりよい
家づくりが出来ます

👆社員大工の2人

👆専属大工さん

今回の断熱気密施工で
失敗しない実践塾で
あらためて感じたのが

元請けが机上だけ、性能値を
いい建物を作っても

実際施工する
職人さん大工さんが

こんな面倒くさい
仕事じゃあ出来ない

こんな金額じゃあ
やってらんない

思われてしまうと

施工が全然出来ていない
断熱気密がまったくダメ

適当にやっとけ

そんな風に出来てしまうのが
高気密・高断熱住宅

だから施工する時は
しっかり、現場と話し合い

どこからどこまでを
しっかり施工しなければ

ならないのか?
どこまでがOK
どの範囲まで大丈夫

また大工さんにも
それなりの想いを伝え
やってもらわないと

繊細な作業
面倒くさい作業に

なるので

絶対に出来ない!
そう思います

高気密・高断熱住宅
G2、G3仕様にも
その会社、その会社で
様々な仕様があります、、、。

机上での仕様(商品の仕様)
性能値だけはいいが

実際の気密断熱施工が
全然駄目

そのような事が
今後、起こってきます

今回の研修で再認識したのが
机上でなく

問題は現場にある!

一番大切なのは
すべてを

把握し、勉強し
職人さんと話し合って
現場と話し合って

商品を決定する
仕様を決定する

高気密・高断熱住宅を
つくる

気密断熱施工をする!

それが
一番大切ではないかと

考えさせられました

でも現場は現場で
出来ない、やりたくない
そう言って来ます

職人さんというのは
変化を嫌います、、、。

そこをこちらの想いを
しっかり伝え

ぎりぎりのところで
動いてもらう

大工さんにやってもらう

ここが最も大切です
これが一番大変です

気密断熱施工は
現場と一体となり

やらなければ
良い建物は出来ません

施工マニュアルを把握し
現場を把握し

独自の方法を編み出さなければ
いい建物は出来ません

建築は奥が深い、正解はありません

日々精進していかなければ
お客さんにいい建物は提供出来ない

日々勉強です、、、。

では、また明日(^.^)/~~~