家族の命を守る為、必死に働く現場監督の仕事

建築スタッフ集合_1

vol.149

2021年10月9日(土)号

昨日の地震に強い
家づくりの話の続きです・・・

タイセーハウジングでは
構造計算(許容応力度計算)に
こだわってきました。

しかし、この構造計算。

木造3階建ては義務とされていますが…

2階建てには義務化されていません。

つまり、やらなくてもいいのです。

なぜなら、構造計算をしている建物と
やっていない建物、手間暇や原価が
ぜ~んぜん、違うのです。

現場監督の手間暇、大工さんの手間暇
基礎屋さんの手間暇、

倍違います。

構造計算(許容応力度計算)を
かけている建物は複雑かつ労力がかかるのです。

そのため、原価も1.5倍は違います。

私達も構造計算をやる、やらないは
社内でも散々議論がありました。

やらない方が、原価は下げられるし

現場監督の労力は改善されます。

特にこの現場監督の仕事量、力量は
仕様規定に基づいた建物とは
比べ物にならないくらい高い技術が
必要となります。

業界内での現場監督の立ち位置は
様々な考え方があります。

ローコスト住宅などは
この現場監督の人件費が
一番高くつくので

現場監督は置かず、
大工さんが全て手配している
会社もあるくらい削減しています。

また、年間50棟くらい建てている
会社でも現場監督は1人で見ている。

そんな会社もあるくらい、
現場監督については
簡潔に省略出来る場合もあります。

また、マニュアル化され
簡易な建物構造であれば
そんなに高い技術力がなくても
普通に建ってしまいます。

つまり、建てている建物の違いで、
仕事量もだいぶ変わってきます。

構造計算(許容応力度計算)を
かけている建物のように

複雑かつ難易度の高い建物を
建てる場合は、現場監督については
非常に高い技術力が必要となります。

しかし、この高い技術や影の努力は
正直、お客様にはわかりません。

また、お客様の価格にも
当然反映されません。

現場監督の技術が高いから
価格が高くなります。

なんて、会社ないですよね~

なぜなら、やって当たり前だからです。

良い家を仕上げて何事もなく
しっかり、お引渡しをする。

これが出来て普通ですから。

でも、この当たり前の事の
裏には、大変な労力や技術力が
あることを知ってほしいと思います。

私達は創業以来、守って来た精神

『魂を込めた家づくり』

これを、遂行してきたのが
高い技術力を持った現場監督の
人達です。

この人達がいるから、

お客様の家族の命を守る

ことが出来ているのです。

必死に働く人達がいるから
素晴らしい感動する家が
出来ているのです。

続きはまた明日\(^o^)/