品質第一、安全第一、安心な建物を!

vol.417

2022年6月10日(金)号

品質を大切に、安心・安全な建物
を提供する、、、。

私は、家に携わって以来

このことだけは大切に
家づくりをして来ました。

不適切な生コンを出荷して
JIS(日本産業規格の認証)を
取り消され、色々調査が
入っていることが
報道されていますが、、、

このJIS規格ホント大切です

私達はこの規格に適合した
色々な品物を使い
建築して行きます。

世の中、値上げ、値上げで
原価が上がり
それを売り価に転換出来ない
会社などは
規格に適していないものを
使ってしまう会社も
増えてくると思います。

もちろん、どんな商品も
検査を通していないもの
認証がないものは

ある商品と比べると
格段に安いですから

それらを使うことによって
金額を変わらずに
提供出来ます。

しかし、品質は落ちてしまいます。
安心、安全ではなくなります

でも利益のため、
会社を維持する為に
基準に適合していない商品を
使ってしまう

世の中その繰り返しです、、、

だから事件や事故が
起きてしまうのでしょう。

まず、一番大切なのは
会社の姿勢
トップの考え方、姿勢が大切です

末端がいくら品質が大切
安心、安全が重要といっても
トップが変わればガラリと
変わります、、、。

変わらざるをえなくなります

大きい会社でもトップの考え
経営陣の考え方によって

ガラリと方向性が変わります。

建築業界は特にそうでしょう・・・

年間1000棟建てている会社は
ある部分を100,000円
コストダウンしたら
年間1億円の削減になります。

数の原理で
年間棟数✕コストダウン

大手では必ずといっていい程
徹底されます。

私も以前、大手で経営に
携わっていたので

必ずこういう計算をしていました。

常にコストダウン、コストダウン

そうすることにより

数が多ければ多くなるほど
掛け算をしていけば
利益、会社の業績には
跳ね返りが大きくなります。

だから、食品業界は偽装問題が
多いのではないかと思います。

食品はとんでもなく
多く売れますから、、、。

もっと大事なのが

トップが
品質第一、安心・安全第一
としっかりした
考え方を持っていたとしても

実際作るのは
現場の人達、下請け業者さん達です。

この現場の人達、職人さん達も
しっかりしていなければ
いけません。

しかし、すべての人達に
徹底することは
どうしても出来ません。

なんらかの理由で出来ない
なんらかの理由でやらない

そんなことい~っぱいあります!

だから、、、

それらを規制するために
基準を設けることにより
品質を一定に保つことが出来ます

JIS規格の基準を
クリアした商品を扱って頂き
適正な施工方法で
やってもらうことにより

品質が保たれるのです。

当社の場合、断熱材、断熱施工にも
こだわりがあります。

断熱材はマシュマロ断熱(フォーラムライト)
という
現場発泡ウレタンフォームという
断熱材を採用しているのですが、、、

この現場発泡ウレタンフォーム
実は色々な会社があります。

また何十社?何百社?の
現場で施工する会社があります。

施工する会社によって
施工する会社の技術によって

断熱性能がかわって来ます。

このマシュマロ断熱は工事品質も
しっかりしています。

施工、管理体制でも
高い品質を確保しているので
採用しています

また、一番は原料もしっかり
JIS規格認証の商品であること

この原料をしっかり管理している
ことが一番の採用理由になりました。

このウレタンフォーム断熱材は
ポリオールとイソシアネートという
2つの原料を混ぜ合わせて
現場で化学反応させて断熱材を
形成します。

この原料の良し悪しで
後々、断熱効果がなくなったり
将来的に萎んだりしてしまう
ケースも考えられます。

ですので、一定品質を保つ為には
この2つの原料がJIS認証
取得している原料である
ということが採用の決めて
となりました。

この原材料ですが、
施工会社によって
違う場合もあります⤵⤵⤵

JIS認証を取得していない
海外から一番安い価格の
原料を調達して
混ぜ合わせるなど
品質が確保されない場合が
あります。

そうすると将来的に断熱効果が
なくなったり

吹き付けている傍から
断熱効果がなくなったりします。

しかし、このマシュマロ断熱は
しっかりJIS認証を取得した
原材料を混ぜ合わせているので

安心です!

もう一つ
一番大切な構造材
こちらも
当社は、JAS規格(日本農林規格の認証)
で定められたものを採用しています。

無垢材だとどうしても
全てが強ければいいですが

中には弱いものがあったりと
品質が一定ではありません。

JAS規格で定められた
樹種、寸法、製品区分、等級の仕様を
指定することで
入手場所に問わず、一定の品質、規格を
そなえた製品が入ってきます。

それらの構造材を使い
当社では許容応力度計算による
耐震等級を取得しています。

この許容応力度計算も
木造3階建ては義務ですが
2階建て、平屋建ては
義務ではありません、、、。

関連記事

vol.112 タイセーハウジングの建物が選ばれる理由 ②構造・基礎・耐震設計の内容を徹底検証 ~タイセーハウジングのこだわり~ タイセーハウジングは全棟、構造計算(許容応力度)計算を行っております。 全棟と[…]

しかし、当社は品質を第一に考え
この許容応力度計算を
創業当時から行っています。

目には見えない場所
建物が完成してしまえば
わからない場所
ここに大きく違いがあります。

許容応力度計算で建てる家は
材料、施工方法、全く違います。

簡単に言えば通常施工より
1.5倍は手間がかかります。
材料費も1.5倍違います、、、

しかし、私達はここに
こだわることにより

品質が良い建物

安心・安全な建物が出来ると
信じています。

今後も『細部に神は宿る』
『ディテールに神が宿る』

この言葉を大切に

品質第一、安心・安全な建物
建てて行きたいと思います、、、。

では、また明日\(^o^)/

友だち追加