vol.894
みなさんは収支
しっかり把握してますか？
一般の家庭であれば
月々の収支表（家計簿）の把握
会社であれば月々の収支表
売上ではなく粗利益と経費の把握
この収支を月々把握している
経営者は全体の半分にも満たないという
今日は収支をしっかり把握しましょう！
もう一度収支を見直しましょう！
そんなお話です、、、
このブログ管理者
大久保武史とは・・・
建築・不動産に携わり２６年
紆余曲折の人生
一度は経営に失敗し
どん底を味わった経験から
本当の幸せとは
大きな成功でなく
小さな幸せであると。。。
小さな幸せを大切に
熱い想いを
ブログに綴ります
このブログを見ている人が
少しでも勇気が出るよう
熱く書きます・・・
それでは今日も元気にいってみよう！
2023年10月8日（日）号
いよいよコロナ融資の返済が始まり
返済が出来ずに倒産、破産するお店
思った以上に売上が
回復せず返済が滞り
倒産する会社があとをたたない
でも今回のコロナ融資
ただ単に延命融資だったのでは？
ないかと思います
今潰れる会社
潰れそうな会社は・・・
もともと収支が
しっかり管理出来ていなく
利益の出ない体質に
なっていたと思う
会社経営の最も大切で
最も単純明快な事
それは・・・
出ていくお金と
入って来るお金の把握
決して売上ではない
粗利益（売上原価を引いた金額）と
経費を差し引いた金額が
いくら手元に残るのか？
はたまたそれが赤字なのか？
ちゃんと利益が出ているのか？
そのことをちゃんとトップが
把握しているか？どうかです・・・
実は世の中の経営者でこの事を
しっかり把握しているトップは
半分にも満たないという・・・
経費をすべて頭に入れ
売上を分析し
出ていくお金と入ってくるお金
これを数字で明確化し
経営していく
当たり前の事だが
これが出来ていない
かくいう私も以前までは
把握出来ていませんでした
出来ているようで
出来ていませんでした
売上が一気に伸びている時が
一番危ない
過去最高売上という時が
一番危ない
そういわれるが、、、
本当だった！
売上高は６５億円あるんだけども
実際経費がかさみ
全然手元に残っていない
自然と売上が上がっている時は
イケイケどんどんなので
お金が残っているだろうと
『だろう運転』をするものです
でも雲行きが怪しくなり
利益が残っていない事に気づきます
なんと月に２,０００万円も
赤字だったのです
２００万円ではありません
２,０００万円です
なんでこんな事になったのだろうと
不思議でしたが・・・
そこまで気づかなかったのが現状でした
売上が上がっていると勘違いし
経費がどんどんかさんでいき
経費と利益が逆転してしまったのでした
それは半年前から
怪しくなってきて
気づいた時には一気に
赤字に転落していました
そこから経費を１つ１つ見直し
計算し出ていくお金と
入ってくるお金を計算
この時初めて収支を見直しました
悪くなって初めて収支を計算
実際はみんなそうなんです・・・
悪くなってから計算する
本当はしっかり前々から
やっていれば・・・そうはなりません
またそこから経費を見直しても
この経費一気に下げる事は出来ません
人件費もあるし
店舗もあるし
思っている最終の経費削減まで
なんと！ １年かかりました
大きくなってしまった船は
一気に方向転換することは
出来ません
小さな船だと一気に曲がれますが
大きい船だとそれがすごーく大変
だから“”大きくする時は慎重に“”
その言葉はわかってはいたのですが
知らず知らずのうちに
大きくしてしまっていました
本当だったら毎月毎月
収支を計算しなければならない
社長だったらトップだったら
出ていくお金と入ってくるお金
これをちゃんと把握して
いなければならない
でも意外と把握していないのが現状
創業者の自分でさえも💦💦
創業当時、最初は当然
細かくチェックします
しかし売上が上がっていくにつれ
年数を重ねていくにつれ
その一番大事な事を
怠ってしまいます
経理に任せているから
税理士に任せているから
と・・・
社長は肌感覚でいい
細かい事は考えなくていい
大きな方向性を示し
売上を上げることに専念
それが社長の仕事だと
勘違いしてしまう
家計もそうです、、、
旦那は働いて
お金を持ってくればいい
奥さんに任せているから
奥さんがやりくりしているから大丈夫
これが一番危険なんです
給料が多い時
この時が一番危険なんです
人間どうしても多く
入っている時は
気持ちが大きくなり
必要以上に使ってしまう
会社経営も家庭の家計も一緒です！
単純なんですが
出ていくお金と入ってくるお金
これがプラスでないと
会社は存続しません
家庭も存続しません
だからこの収支をしっかり把握する
会社経営では最も大切な事です！
それとあとひとつ貯金、貯蓄
これも大事ですね、、、
月２,０００万円の赤字であっても
１年間耐えられた
それはある程度の貯蓄があったから
だから耐えることが出来ました
仮にこれがなかったら
会社は存続出来ません
だから急な出費
考えられない出費に
備えて貯蓄しておく
これも家庭でも大切なことです
経費の見直し
収支の見直し
貯蓄の大切さ
この３つ
経営でも家庭でも
重要です・・・
収支を把握していないと
会社も倒産してしまう
家庭も崩壊してしまう
みなさん今のうちから
もう一度見直して
みてはいかがですか？
きっと役に立ちますよ～
では、また明日(^.^)/~~~
