路線価は6年ぶりに下落、しかし現場は違う。

vol.39

今日も雨一段と凄いな~☂
お客様来店される時
大変だなぁ・・・

雨の中お越し頂けるのは
大変有り難いことです。
足元にお気を付けて
お越しください。

では、今日も一日はりきって行きましょう!

毎年7月1日に全国の路線価が
国税庁より発表されます。
2021年分の路線価は全国平均で
前年比0.5%下落し、

6年ぶりに前年比
マイナスとなった

新型コロナウィルス感染拡大により
インバウンド需要が減少したこと
などが価格の下落につながった。
全国39の都道府県でも下落になった。

新聞の見出しが踊った。
ニュースでもやっていました・・・

しかし現場は、
この発表とは違う。

不動産の価格などや出来事は
ニュースで取り沙汰される時は
すでに終わっているか、
1年、半年前の出来事であります。

今現場は凄い状況に
あります。

今までかつてない程、物件が売れて
物件がない状況が続き
供給が追いつかない
状況となっております。
不動産の需要と供給のバランスが
完璧に
崩れています。

たしかに、このコロナ禍により
外国人投資家がいなくなり
都市部を買いあさっていた
外国人のインバウンド需要が
なくなったので大きい金額は
動かなくなっているのかも知れません。

しかし我々が扱っている、
実需不動産は
非常に需要が多く
取引が活発になっています。

コロナ禍で働き方が劇的に
変わり、テレワークの推進が
一気に進み
会社に通勤する必要性が
なくなりました。
そうすると家で過ごす時間が
必要となるので
住宅の購買意欲が旺盛と
なり、住宅が売れていく。
特に郊外の広い土地や居住空間を
求めて
郊外の土地はどんどん売れて行く
という状況になりました。

コロナ以前と以後では
びーっくりする
くらい
状況が一変しました。

都市部一極集中と言われていたのが
郊外の広い土地に移り住む
という
ライフワークが出来上がり
郊外の土地の人気があがり始めました。

特に我々の扱っている地域
厚木市などは
都心からのアクセスもよく
緑があり、自然いっぱいで
広い土地があり、
都心より価格が買いやすく
なっているので

問い合わせが急増して
物件がどんどん
売れて、なくなって行きました。

不動産屋の取り扱う情報で
東日本不動産流通機構(レインズ)
というものに登録してある
厚木市の新築戸建ては
通常100件登録してあるのですが・・・

いまは、なんと

30件しか
ありません。

全く売れなかった、見向きも
されなかった中古物件も
売れるようになり
この状況には正直
驚くしかありません。

20数年、この仕事をしていますが
初めての経験です。

お客様の需要はいーっぱいあるが
物件の供給がないという
状況になってしまっています。

コロナ禍により、売りたい、
という人が
減ってしまっているのも事実です。

「コロナだから人と会いたくない」
「コロナだから高く売れないのでは?」
「売りたいけどコロナが落ち着いてから」

などと売却を渋っている
お客様が
数多くいるのも現状です。

しかし、売主さん
にとって
物件が少ない、今
一番高く売れるのは

今です!

売る側は1円でも高く売りたい
と思っているので
コロナ禍だから高く売れない
と勘違いしていて
売却物件が少なくなっています。
売却物件が少なくなると
不動産屋が買って
物件を供給出来なくなって
しまいます。

そうすると需要と供給の
バランスが崩れて
行ってしまいます。

この報道と現場との
大きなギャップが
物件が少なくなっている
理由の一つです。

売る側は今が
一番の売り時

です。

売る事により経済が
回っていく。

はやくコロナが収束する事を
祈るばかりです・・・

では、また明日\(^o^)/