構造用集成材の作っている現場に行ってきました!奈良県の株式会社櫻井五條集成工場

vol.448

2022年7月10日(日)号

今回、初めて集成材を
作っている工場を
見学させて頂きました。

じっくり記事を
書きたかったので
今日になりました、、、。

7月5日、6日と
奈良県にある

構造用集成材をつくっている
株式会社櫻井さんの
五條集成工場にお邪魔しました。

実は私も今まで
一度も行ったことは
ありませんでした、、、。

構造用集成材の生産量は
日本で3本の指に入る
株式会社櫻井さん

当社で日頃から大変
お世話になっています。

今回はポラテックさんの
ご協力の元
実際に構造用集成材を
作っている現場を見させて
頂きました、、、。

ひろ~い工場内に材木が
びっしり、圧巻でした!

当社からは6人
ポラテックさんからは3人
合計9名を
工場内、集成材作成工程を
丁寧に説明してもらいました。

株式会社櫻井さんの方々
お忙しい中
大変、大変ありがとうございました。

この場をかりて
あたらめて感謝申し上げます。

私も業歴25年になりますが
初めて見させて頂き

知らなかったことや
新しい発見がいっぱいあり
大変有意義な時間でした。

今回、案内して頂き
集成材に関する知識も増え
勉強になりました。

また皆さんの丁寧な説明に
感激しました。

本当に本当に
ありがとうございました。

工場内現場見学

まず、大きいコンテナで
海外から入ってくるラミナ材
をおろします。

ラミナ材とは

構造用集成材の元になる
材料です、、、。

スループス、欧州アカマツなどです

それらを硬い材料、柔らかい材料を
JAS規格に適合するよう

いい材料と悪い材料に仕分けします。

このコンテナに入っている
ラミナ材、すでに海外で
乾燥されたもの
が入ってきます、、、。

日本の工場で乾燥させると
思っていましたが
すでに海外で乾燥させたものが
入ってくるんですね

このラミナ材をJAS規格に
適しているかどうかを
各工程で選別して行きます

乾燥基準に達しているものは
そのまま、流れ
基準に達していないものは
もう一度、工場で乾燥させる

その都度、各工程の中で
検査、チェックは厳密に
行われます、、、。

厳密な検査をくぐり抜けた
1本1本を
丁寧にのり付けして
交互に互い違いで
貼り合わせていきます

そして、1日乾燥させて
JAS規格に適合したものが
出荷されます。

非常にシンプルで
複雑な工程がなく
簡単完結な工程でした。

正直、もっと複雑なのかなぁと
思っていましたが

意外や意外

非常にシンプルな工程でした。

このシンプルな工程
凄くいいことです、、、。

仕事でも
なんでもそうですが

シンプルに簡単が
一番です・・・

仕事は複雑にしすぎると
特定な人しか出来ないため
商品が流通しません

そして、複雑にしすぎると
故障や事故が起こりやすく
なるのです

商品はシンプルかつ
簡単構造
の方が長持ちします。

集成材も一緒だと思います

各工程で1本1本
厳密な検査は
しますが
至ってシンプルな工程でした。

結果、すごーく
安心感が持てるものでした、、、

その後、工場見学が終わり
食事を頂きながら
1時間くらい質疑応答をさせて
頂きました。

大変貴重なお話をお伺いする事が
出来ました。

まずは、集成材に貼り合わせる
ノリについてです。

材料を貼り合わせるノリは
国内トップメーカーで作られた
何万回、何千万回の
検証実験を行ったもので
絶対に剥がれないそうです

もちろん、すべてJAS規格
適合したものを使い
検査をかけて行きます

その検査後、安心安全
構造用集成材として出荷されて

皆さんの構造に使われます。

今まで一度も剥がれなどの
事故は起きていないそうです

構造は命を守るもの

安心、安全を再確認しました。

まだまだ、話は盛りだくさん

ちょっと話が長くなりましたので

次回は無垢材と集成材はどっちがいいの?

この辺のお話を詳しく
お話しますので

では、また明日\(^o^)/

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