世田谷区の擁壁崩落事故について考える

vol.660

いや~今日の朝は
寒かったですね

朝5時50分の時点で
車の温度計が-2℃
年に1回あるか、ないかです

時期的には
今が一番寒い時期ですかね?!

家を建てて頂いている
職人さんたちは
今が一番大変な時期です!

いつもいつも
ありがとうございます
感謝申し上げます、、、。

このブログ管理者
大久保武史とは・・・

建築・不動産に携わり26年
紆余曲折の人生、一度は経営に失敗し
どん底を味わった経験から
本当の幸せとは大きな成功でなく
小さな幸せであると。。。

小さな幸せを大切に
熱い想いを

ブログに綴ります

このブログを見ている人が
少しでも勇気が出るよう
熱く書きます・・・
それでは今日も元気にいってみよう!

 

2023年2月16日(木)号

今日は世田谷区の
擁壁(ようへき)崩落事故に
ついて
考えてみます

世田谷区成城という
高級住宅街での
建設現場で隣接する
擁壁(ようへき)が
崩れるというニュース

擁壁(ようへき)の隣接で
地下2階のマンションを
建築すれば

地盤補強などをしていない
擁壁などは崩れてしまう

地下2階を掘るとなると
10メートル下くらいまで
掘り下げないといけないので
擁壁隣接は最善の注意を
払わなければならない

どうして地下2階までも
掘ってしまったのだろうか?
と疑問だ、、、。

通常は今は行政の指導なども入り
高さ2メートルを超える擁壁は
必ず地盤調査をして
地盤が軟弱な場合は
地盤補強をしなければいけない

地盤の図

上の図のように
家と同じく擁壁の下に

くい工事など地盤改良を
行わなければ許可がおりません

しかし、昔の擁壁などは
地盤改良などしていないので

下は軟弱地盤
当然、隣接地で地面を掘れば
擁壁が傾くに決まっている

これは結果論ですが
大丈夫だろう・・・
なんとかなるだろう・・・

そういって見切り発信して
しまったケースだと思います

たぶん今回崩れた擁壁は
建設している側の
擁壁だったと思います

通常であれば
まずはこの擁壁を
新しいものに取り換えて
地盤改良などをして
それからマンションを
建てなければならない

ましてや地下2階まで掘るとなると
回りの地盤に相当な負荷がかかる

マンションを建てる会社は
プロだと思うし
かなりの経験を積んでいないと
地下2階のマンションなどは
建築出来ない

しかし、今回このような結果に
なってしまった

でも現場の誰かは
きっとこうなるであろうと
予測はしていたはず

誰かは気付いていたはず

擁壁などやり直したら
相当な金額がかかる
利益など吹っ飛んでしまう

会社の上司には伝えたが
そのまま工事を
続行しなければならなかった

色々な諸問題あるでしょう・・・
でも続行してしまった

このような大きい工事は
災害、人命に大きく影響を及ぼします

人の命がかかっています

だから利益を優先するより
人の命、事故を起こさない事を
優先しなければならない

当たり前の事ですが
出来ない、出来ていない

いざその時になった時に
判断できなくなってしまう
そう思います

当社でもこのような大きい工事
造成工事あります

決して他人ごとではありません

今までも赤字の造成現場ありました
工事をやっていて突発的に
費用がかさむ物件ありました

しかし、人命優先、無事故優先
利益を優先することなく
工事を進めて来ました、、、。

今後もどんな状況だろうとも
利益を優先することなく

人命第一
無事故第一
安心安全な工事を行っていくよう
進めて参ります

現場の職人さん達とも
常に協力し合いながら

安心・安全な造成工事
安心・安全な建物を
提供出来るよう

日々全力で頑張って
行きたいと思います

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