タイセーハウジングの床断熱構造

vol.128

床断熱構造

45mm厚のネオマフォーム断熱材+24mm構造用合板

ネオマフォームはトップクラスの断熱性能

高いレベルの断熱性能を発揮します。

◇トップクラスの断熱性能

数値が小さいほど、断熱性能が高いことを
表す熱伝導率。

ネオマフォームはトップクラスの
0.020W/(m・K)で、
他の断熱材と比較しても、
圧倒的な断熱性能を誇ります。

ネオマフォームはプラスチック系断熱材です。

プラスチック系断熱材は樹脂を
発泡させることで樹脂の中に
気泡を構成しています。

その中でも高性能な製品は
断熱性の高いガスで発泡し
そのガスを気泡の中に閉じ込める
ことで、高い性能を実現しています。

熱には3つの伝わり方があります。

伝導、対流、輻射、この3つの
熱の伝わりを抑えることが断熱です。

ネオマフォームの高い断熱性の
秘密は小さな気泡です。
髪の毛の太さほど(100ミクロン未満)
の微細な気泡構造。

その気泡の小ささは、他素材の
断熱材と比較しても際立っています。

気泡が小さいから熱が伝わりにくいのです。

気泡が小さいほど、輻射熱(赤外線)
が跳ね返される回数が増えて
輻射による熱移動が少なくなり
熱が伝わりにくくなります。

また、気泡が小さいと
対流もほとんど起きず、さらに
熱が伝わりにくくなります。


◇長期断熱性能

家は一度建てたら何十年も暮らしていくもの。

だから、長く使っても性能が落ちにくい
断熱材を選ぶ事が大切です。

ネオマフォームは長期性能も
しっかりと試験。

長く安心して使える断熱材です。

耐燃焼性能

ネオマフォームはフェノール樹脂で
出来ています。

フェノール樹脂とは、
熱硬化性樹脂の一つで、世界で
初めて人工的に合成されたプラスチック。

多くのプラスチックが熱を受けると
溶けるのに対して、
フェノール樹脂は熱に強く、
熱で硬化する特徴があります。

熱に強く燃えにくい。
炎を当てても炭化するだけで、
燃え上がることはありません。

ネオマフォームの耐燃焼性が
評価され、様々な重要文化財
などの収蔵施設に採用されています。

シックハウス対策
【F☆☆☆☆4VOC基準適合】

ネオマフォームは、シックハウスの
原因の一つであるホルムアルデヒド
方散等級がF☆☆☆☆なので
建築基準上、内装仕上げの規制対象外品
として面積制限なしで使用出来ます。

また4つの化学物質
「4VOC(揮発性有機化合物」※
についても、方散速度が基準値を
大きく下回る結果となり、
その安全性が確認されました。

※VOC(揮発性有機化合物)とは
シックハウスの原因となりうる化学物質の事で
4種類のVOC(トルエン、キシレン、
エチルベンゼン、スチレン)について
建材からのVOC方散速度基準が定められている。

環境性能

地球環境のことをしっかりと考えた
断熱材です。

ネオマフォームは発売当初より、
ノンフロン発泡で生産。

工場内や出荷後のリサイクルにも
取り組んでいます。

タイセーハウジングでの
床下断熱は
このネオマフォームを敷き詰め、
その上に24mmの構造用合板を
貼ることにより、
高い断熱性能を実現しています。