Low-Eガラスの性能とは?

vol.178

ガラスの性能

サーモスL、サーモスⅡ‐Hは
『一般複層ガラス』と


その約2倍の断熱性能を発揮する
Low-E複層ガラス』の2タイプがあります。

タイセーハウジングの仕様は
Low-E複層ガラス』です。

また、オプションで熱伝導率の低い
アルコンガスを2枚のガラスの間に
封入できます。

サーモスⅩは特殊薄板ガラスを
採用した『クランプトンガス入りトリプルガラス』
『アルゴンガス入りトリプルガラス』
『アルゴンガス入り複層ガラス』の3タイプ。

タイセーハウジングのcocolo仕様は
『アルゴンガス入りの複層ガラス』になります。

トリプルガラスの中間ガラスの厚みは
1.3mmという薄さで複層ガラス並みの
軽さになっています。

トリプルガラスはオプション対応となり、
非防火地域のみとなります。

Low-Eガラスとは?

LOW EMISSIVITY(ローエミシビティ)
の略で日本語で「低放射」という意味です。

放射による熱の伝わりを抑制する効果

Low-Eガラスはガラス面に薄い特殊金属膜を
コーティングしたガラスで、
放射による熱の伝わりを抑える効果があります。

この特殊金属膜の効果により紫外線や日射熱
などのカット率が高まり、断熱性能や遮熱性能が
向上します。

建物を断熱化する上では、放射、伝道、対流という
それぞれの熱の伝わり方ごとに対策が必要です。

Low-Eガラスは太陽の「放射熱」への対策に
必要不可欠なものなのです。

Low-E複層ガラスの場合は
外側か内側のどちらかにコーティングしてある
商品がほとんどです。

タイセーハウジングでは内側に
Low-Eガラスグリーンを採用しています。

寒い地域や北側の窓である程度日差しによる
熱を取り込みたい場合は内側にLow-Eガラス、
暑い地域や日差しが強すぎる地域では
外側をLow-Eガラスにした方が遮熱効果は
高くなります。

紫外線対策にも効果

Low-Eガラスは強い夏の紫外線を
カットする効果もあり、肌の日焼けや
家具や畳の色褪せも抑制します。

Low-Eガラスは熱や紫外線が入ってくるのを
抑制する効果があるので、家の断熱化には
かかせない高性能ガラスとなっています。

※防火地域、非防火地域によりサッシ仕様が異なり
 それに伴いガラスの仕様制限もありますので
 詳しくは担当スタッフにお尋ねください。