バカなリーダーが会社を潰す

vol.43

熱い想いや気持ちだけでは
どうにも、ならない時がある。
そういう時はスパッと
諦めて、方向修正する・・・
変なプライド、こだわりがあると
会社を潰します。

会社を始める前は
「よーし、やってやるぞ!」
「日本一の会社になって大きくなるぞ!」
「会社を上場させるぞ!」

などと

大きい目標を掲げて
スタートしました。

今思えば・・・
なんの為に大きくするのか⁉
なんの為に上場させるのか?
ただ漠然と思っていただけ
なので
つまづく結果となってしまった。

社員が10人、20人までの時は
自分自身が動いて、動いて
営業をかけて、
会社にいなくても
出来る奴の集まりだったので
会社はしっかり回っていました。

高い目標は自分自身が努力して
強い想いがあれば
必ず実現出来る!
そう信じてガムシャラに
仕事していました。

しかし50人、100人と
社員が多くなるにつれ
管理する人材育成に
失敗してしまうと
会社は回らなくなります。

会社は社長1人だけの
力では
多寡が知れています。
優秀なメンバーがいるから
会社は成長するのです・・・


会社というものは
よく
優秀なナンバー2が
いるかどうかで
組織の盛衰は決まる。
会社の命運はトップいかんで
決まるが、
成長するかどうかは
ナンバー2の存在と器量で
決まると言われています。

私も分かってはいたのですが、
完璧に失敗しました。

会社はいくら社長1人が
頑張っても良くはならない。
組織として強くないと
会社は成長しないと
身を持って知りました。

失敗をしたと思ったら
反省、自己分析をして
すぐ
方向転換をする。

店舗拡大路線、人員増員路線から
一気に店舗縮小、規模縮小と
舵を切りました。

この判断が少しでも
遅れていたら
会社存続はなかったでしょう。

ギリギリの決断でした。

「バカなリーダーは会社を潰す。」
  これは孫正義氏の言葉です

意地で闘いをやってはいけない
途中から意地になってしまう
こともある
しかしその意地が会社を潰す。

孫さんも何回も退却戦をしたそうです。
孫さん自身も退却をするのは10
勇気がいるそうです。

でも退却戦をやれた男だけが
初めてリーダーの資格がある。

意地でやる奴はバカだと思え
退却できない奴はバカだと思え

「退却する勇気を

持たなければならない」

と胸に刻んでいる言葉でした。

退却には勇気がいります。

私も今回の退却は
人生始めて負けた感がありました。

しかし退却していなかったら

会社存続はなかったでしょう。

今生きていなかった、かも知れません。

それだけ大きい言葉でした・・・
助けられた言葉でした。

長くなりましたので
続きは明日\(^o^)/

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