vol.1005
本日は建築業界の仕組みについて
商品の商流の流れについて
なんとかならないかなぁ~
というお話
このブログ管理者
大久保武史とは・・・
建築・不動産に携わり27年
紆余曲折の人生
一度は経営に失敗し
どん底を味わった経験から
本当の幸せとは
大きな成功でなく
小さな幸せであると。。。
小さな幸せを大切に
熱い想いを
ブログに綴ります
このブログを見ている人が
少しでも勇気が出るよう
熱く書きます・・・
それでは今日も元気にいってみよう!
2024年1月27日(土)号
今の世の中って
ある商品を頼めばすぐに来る
ネットで頼めば次の日には来る
でも建築業界って
大元のメーカーに頼むと
めっちゃくちゃ遅い
キッチンやお風呂
洗面化粧台などの商品で
部品が壊れた
という事になったら
品番を確認し
それを特定し発注する
実はそれが結構時間がかかる
そして金額もすぐにはわからない
これは打ち合わせ中の
お客様もそうだが
オプションなどを発注する時にも
時間がかかる
遅くなりお客さんに迷惑がかかる
お客さんからしたら
なんでこんなに遅いの?
なんでこんなに時間がかかるの?
建築会社の怠慢じゃないの?
そう思われてもおかしくない
今の時代はすぐに回答を求める
今の時代はすぐに回答する
それが常識だからだ、、、
しかしこの建築業界は
すぐに答えられない
すぐに回答出来ないのです
なぜなら、、、
メーカーの間に必ず商社が
入っているからです
中には1次商社2次商社と
2社入っている場合もあります
これはどういう事かというと
【メーカー】→【商社(問屋)】→【2次商社(問屋)】→【工務店】→【お客さん】
メーカーって直接は
工務店などとは
絶対に取引はしないのです
建築業界は必ず商社を
かませないといけないのです
金額の面だったり商品ルートだったり
この商流がどの業界よりも
めちゃめちゃ厳しいのです
この商流で
守られているっていうか
既得権みたいなもので
このルートは絶対なのです、、、
だから何かにつけて
商社を通さないといけない
中にはメーカーと
直接やり取りを
出来るのもありますが
まずは商社にお伺いをたててから
メーカーに確認する
そういう順序で確認するのです
そうするとこの商社の担当者が
あまりにも使えない人だと
めっちゃ遅くなる、、、
尚且つ
その先のメーカーの担当者も
使えないと余計遅くなる、、、
だからお客様に回答するのも遅れる
そうなってしまうのです
これはお客さんに愚痴っても
仕方ないことですが・・・
お客さんはこちらに
お願いしているのですから
メーカーが遅かろうと
商社が遅かろうと
関係ないですからね・・・
でも実際はこのような状況に
なってしまっているのです
メーカーと直接取引できれば
直接連絡を取り合う事が出来れば
担当者があまりにも使えないと
電話口でやり取りしただけで
わかりますからね・・・
あっこの担当者使えないから
違う人に聞いてみて
それから回答してください
と
そのような対応が出来るので・・・
あまりにもうちがうるさいので
商社も
「直接飛ばしてやり取りしてください」
と今ではいうようになりました
でもメーカーも
たくさんの業者さんを
相手にしています
全国からの対応をしています
忙しいといってしまえば
それまでですが⤵⤵⤵
でも今後はもっともっと
人手不足になり
もっと遅くなる可能性は出て来ます
もっと回答が遅くなる可能性があります
そこの改善を考えていかなければ
お客さんに迷惑をかけてしまいます
でもお客さんにも
理解して頂く必要があります
建築業界って
このような構造になっている
このような商流になっている
だから回答が遅くなってしまうと・・・
どうしてもこのような状況に
なってしまう事を少しは
承知してもらわなければと
今後は大手メーカーなどの
人手不足は深刻な問題となってきます
そこを加味して動いて
いかなければなりません
そのような状況の中でも
いかに早くお客さんに回答出来るか
いかにスムーズにフォローが出来るか
そこを企業として
考えていかなければいけません
では、また明日(^.^)/~~~